●日常生活での癖と姿勢
出ました、姿勢。
やはり姿勢は腰痛とは切り離せない関係にあります。
というのも、様々な動作や姿勢によって腰には結構負担がかかっています。
まっすぐ立った姿勢を100として見ると、デスクワークでの前かがみの姿勢やヒザを曲げずに重いものを持ち上げる動作などは腰に負担をかけていることがわかりますね。
しかし、このような腰に負担がかかる動作で腰痛が出る人もいれば出ない人もいます。
良くないのは持続的に腰に負担のかかるようなことをすることです。
腰椎椎間板ヘルニアの原因にもなりますし、何より筋肉に負担をかけることになります。
・腰に良くない姿勢の癖
・足を組んで座る
・前のめり(猫背)で座る
・片方に重心が寄っている
・長時間の同じ姿勢
・普段ヒールを履く
などなど...
では腰の負担が少ない理想の姿勢とは一体どういう姿勢でしょうか。
それは背面や横から見たときにアライメント(頭部や骨盤など体節の並びのこと)がキレイに整列している状態です。
また、アライメントが整っていると重心線(重心を通る垂直線)は次の画像のようになります。
理想的なアライメントの重心線
背面
側面
このように重心線が正しい位置を通る姿勢が理想と姿勢とされています。
ちなみに座っているときの理想の姿勢はこんな感じ。
とはいえ、現実的になかなかこの姿勢を維持するのは難しいと思います。
ではどうするのかというと、こまめに動かしましょう。
デスクワークの方なら立ち上がって伸びをする。
ポイントとなるのは長時間、同じ姿勢でいないことです。
1時間に1回は立ち上がって伸びをするなど筋肉を動かしてあげましょう!